未来創造ユースチーム第3期の新たな取り組みとして、 ユースチームメンバーの問題意識をもとに、現状を「目指す状況」に変えていくために、企業や社会に対してどのように働きかけることが有効なのかについて、有志メンバーが中心となって実践的に考えるサブゼミを行っています。
●第2回概要(オンライン開催) 前回、「公共交通機関によって障がいのある人への対応が違う、何がその違いを生み出しているのか?」という問いが出ました。それを知るために、メンバーそれぞれがホームページなどの公表されている情報をもとに、公共交通機関における対応の方針について複数調べて持ち寄りました。調べてみて感じたこととして、各社の開示している情報の見やすさや、対応方法から読み取れるその企業の方針についてのコメントが多く挙げられました。 講師の枝廣より、メンバーのコメントを受けて、ルールは「画一的」に作られがちだが、すべての人に適切・妥当ではないことも多い指摘がありました。また、企業の公開情報の探し方・見方について解説をしました。メンバーは、求められていることに対する企業の姿勢が様々であることなど、多くの気づきを得ていました。 最後に、次回に向けて、企業に対して何かを変えてほしい時に、どのように働きかけることができるのか、どのような働きかけがよいのかについてアイディア出しをしました。 日程:令和5年5月29日(月)19時00分~20時00分 ファシリテーター:枝廣淳子 出席者:社会人1名、大学生1名、中学生1名、小学生1名、未来創造部スタッフ
●感想(一部紹介)
・自分が一番頭が固かったように思う。こうなってほしいというイメージがあまりできていなかった。広い視野で考えることが大事だと再確認できた。
・各社が重きをおいていることが違う。意見を伝えるにあたって、直接言うこと以外にもどうやったら受け入れてもらえるのかも考えていきたい。
・「人を変えたいなら自分が変わる」という言葉を聞いたことがあり、受け入れてもらうためにはどうしたらいいのかを考えることが大事なのかと思った。
・会社ごとに考えや方針があることを実感した。
●次回まで宿題 鉄道会社に対して、バリアフリーや障がいのある方への対応などについて、アンケートを作って送る場合に、どのような質問をしたらよいか、質問内容を考えてきてください。質問はいくつでもよいです。
現状を「目指す状況」に変えていくために、多様な世代の考えを持ち寄って一緒に考えていきたいと思います!
サブゼミの様子も随時お知らせしていきますので、お楽しみに。